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2016年01月15日に発生した長野県軽井沢町のスキーツアーバス転落事故は、15人もの方が命を落とされる大変痛ましい事故となってしまいました。事故で亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りいたします。

振り返ると2012年に発生した「関越自動車道の高速バス運転手居眠り運転事故」を契機に、いわゆる「高速ツアーバス」は全面禁止となりました。

今では考えられないことですが、当時は、低価格の運行を実現するために、一人の運転手のみで長距離の運転をすることが当たり前でした。また、「高速ツアーバス」は、利用者が旅行会社と契約して旅行会社が手配した貸切バスに乗車します。利用者の契約の相手方である旅行会社は、バス会社ではないのでバス運行の安全確保に直接の責任を負っていなかったのです。

度重なる事故を受け、2013年に格安ツアーバスは廃止され高速乗り合いバスに統合されましたが、それからも大小のバス運行会社が低価格を競い合う状況は変わっていないようです。

高速バス利用者が価格だけではなく安全な運行に配慮している業者を選んでいくことが必要

私たちがこれからも便利な高速バスをうまく利用していくにはどうしたらよいでしょうか?

国土交通省が、過去に行政処分を行ったバス運行事業者を調べられるサイト「国土交通省ネガティブ情報等検索サイト」を公表しています。弊社では、ご予約前に業者名から運行状況を確認してみることをおすすめしています。

バス事業者ネガティブ情報等検索サイトはこちら

http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03punishment/cgi-bin/search.cgi

テーマ

ご家族の安全、交通事故

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