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「恩義を忘れ、私欲を貪り、人と呼べるか」

大河ドラマ「真田丸」で一躍有名となった真田幸村ですが、ドラマを見ている方は真田家がいかに戦術に長け、活躍していた一家であるかをご存知かと思います。
真田幸村がこのドラマで有名になりましたが、父親の昌幸、兄の信之もまた、戦いの才能をもった一家であることがわかっています。

さて、今回ご紹介するこの名言は幸村のものですが、これを現代語訳すると

「受けた恩を忘れて自分の欲に負けてしまうような人は、人とは呼べない」

という意味になります。

昨今ニュース番組や週刊誌をにぎわせている政務活動費の問題や、表立ってはいないような政治・経済社会における私利私欲は今に始まったことではありません。

もちろん戦術に長けていたということもあったでしょうが、「恩義に厚い」真田家だからこそ、戦国時代の荒波を切り抜け、多くの戦利をもたらしたのではないでしょうか。

これを私たちの仕事に置き換えてみます。
自分の収入、売上をあげるには、いただいた仕事を120%でこなし、お客様に喜んでいただくことだと言えます。「仕事を依頼いただいた」ということは恩義にあたります。
経営者や事業主であれば、仕事の依頼があることがどれだけありがたいことか、身に染みて感じているでしょう。自分ができる120%の努力でお客様の要望に答え、結果をだすこと。これが事業を発展させていくうえで最も大事なことではないかと、幸村の言葉から考えさせられます。

サラリーマンの方でも同じことがいえます。昇給、昇格を求める時に、果たして自分が120%の努力ができているかと振り返ってみてください。仕事の能力のみならず、人間性の高さもこの中に含まれます。たとえ成果をあげていても、ほかの人を不快にさせるようではマイナスポイント。人格と仕事の成果、この両輪に目を向けて、できる限りの努力をすることが大切ではないでしょうか。


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