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~昔の洋学者は、字引きをつくってから、原書を読んだというではないか。いまは字引きもあるのだ。独学でやって、できぬことがあるものか。~ (日本補佐役列伝)

大川平三郎は以前ご紹介した「渋沢栄一」の甥であり娘婿でもあります。
https://fusion-as.co.jp/portfolio/shibusawa/

坂戸市生まれの大川平三郎

大川平三郎は坂戸市に生まれ、現在の東京大学にて勉学に励んでいましたが、実家を助けるために後の大王製紙になる、渋沢栄一が創設した抄紙会社若くして入社します。
頭脳明晰な平三郎は経営にも大いに役立ったことでしょう。
出身地である坂戸に巨額の私財を費やし、小学校の整備などを行ったりと、「学ぶ機会を守ろう」という姿勢が伺えます。

「日本初」「はじめて」のことにも果敢にチャレンジ

20歳にも満たなかった平三郎は、日本初の洋紙産業に関わります。
未経験かつ日本でも他に例のない仕事ですから、わからないことだらけのはず。平三郎はアメリカに渡り、産業をいちから学んだと言います。

私達の生活におきかえてみましょう。「若い頃やってみたかったな」とか、「これができたら・・・」と思うことはありませんか?
「もう年だから無理!」
「いまから新しいことを覚えるなんて、自信がない」
と、歳を重ねるにつれて諦めることが多くなってきます。

平三郎は「今は字引き(辞書)もあるのだ」といっていますが、私達が生きる現代は「インターネット」まであります。携帯電話でちょっと調べれば、なんでも分かる世の中です。
「知らないから」「わからないから」といってそのままにしたり、誰かを頼りつづけるのではなく、自分で調べて覚えてみる、という姿勢を平三郎から学びたいものです。

千里の道も一歩から

普段は使わない脳を使うので疲れるかもしれませんが、小さな努力が積もっていけば、長い目でみると大きな成果に結びつく事があります。
例えば英会話をマスターすること、新しく事業をはじめること。どれも大変なことにおもえますが、何事も最初の一歩からはじまります。すぐに完璧にできるのではありません。
しかし私たちはそれを忘れ、「自分には無理だ」と決めつけてしまいがちです。
大川平三郎のように、最初の一歩は独学でも始められます。
今年はぜひ、新しいこと、今まで無理だと諦めてきたことにチャレンジしてみませんか?


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