20161130

「人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない。仁者に敵なし。私は人を使うときには、知恵の多い人より人情に厚い人を選んで採用している。」

これは埼玉県の深谷市出身の偉人、渋沢栄一の言葉です。
どの企業におかれても、優秀な人材の採用には頭を悩ませていることでしょう。
渋沢栄一は「人を大切にすること」を重要視していました。経営者が重視するポイントは、採用のみならず、社風形成にもつながっていきます。

あなたが経営者の場合

採用の基準、見るべきポイントはたくさんあります。しかし、どれにも合致するようなパーフェクトな人はなかなかいません。まずは自分が大切にしたいポイント、会社として重んじている点はなにかと考えてみてください。
その際はスキルや経験はもちろん、渋沢栄一のように、人間性にも焦点を当てて考えるのもよいでしょう。どんなにスキルのある人でも人間性があわなければ長くは続きません。
最近は応募者も面接対策をしっかりしてくることが多いですので、いかに緊張を解いて限られた面接時間で素の人間性を引き出せるか、ということも重要なことでしょう。

雇われる側の場合

就職・転職を考えている人は、ホームページで社長の言葉を探してみてください。規模の大小にもよりますが、やはり社長の考えに賛同できることが一番です。社長が重んじていることは自分にとっても大切なことでしょうか。
また、ホームページではいいことしか書かれていないと思いますので、グーグル検索で企業名や社長名、役員名を調べてみましょう。ブラック企業の場合、元社員が色々と書き込みをしていることが多くあります。

渋沢栄一(1840-1931)
生涯に約500の企業の育成に係わり、同時に約600の社会公共事業や民間外交にも尽力。多岐にわたる栄一の活動について、関連資料や情報を整理・再構築した情報源をご案内。(渋沢栄一記念財団HPより  - http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/


保険のセカンドオピニオンとして、ご加入の保険プランを無料で診断させていただきます。

お問い合わせはこちら

テーマ

偉人の言葉

Related Projects