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島村家はもともと埼玉県比企郡小川町で呉服店を経営していました。しかし時代とともに着物が売れなくなってくると、島村恒俊氏は「商品回転率を基準に品揃えを考えるべきだ」と考え、現在の「しまむら」を創業します。

この言葉は一見、それほど革新的な言葉ではないように思いますが、1953年の時点で世の中の流れをくみ、経営の舵を大きくきることは容易なことではなかったでしょう。

その判断は大きくあたり、島村氏はアメリカの「フォーブス」という雑誌が毎年発表する「富豪のリスト」に掲載されるほど、経済的にも成功しています。

ここ10年をみても時代は相当かわってきています。

かつてはお金持ちしかもっていなかった携帯電話は今や一人一台、小学生でももっているぐらいの世の中になりました。小さく、便利になり、パソコンと同じような機能を備えています。

パソコンはもっていなくてもスマートフォンで買い物をしたり調べ物をすることは当たり前の世の中で、スマートフォンで銀行口座を動かすことも可能になりました。

お金に関してはクレジットカードが台頭し、今や仮想通貨の時代が来るとも言われています。

変化の時代の中、どの方向に舵を切ればよいかを判断するためには、正しい情報や自分なりの価値観をしっかり持っておく必要があるのではないでしょうか。

島村恒俊氏は着物が売れなくなって在庫がかさんでくる現実を目の当たりにし、企業の課題をどう社会の変化にあわせて改革するかを考え抜き、「商品回転率を基準にすべきだ」という考えに至ったのではないかと推測できます。

あなたの会社は今どのような課題を抱えていますか?
時代の流れにあわせてどう改革するべきでしょうか。

私達もこれらのことを常に考え、ぶれることのない経営方針で世の中に求められる仕事をしたいものです。

参考
しまむらグループHP 
米国フォーブス(Forbes)「Japan’s 50 Richest People(日本の富豪50人)2016年」


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