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川越市(かわごえし)

川越市(かわごえし)は、埼玉県南西部に位置する人口約34.5万人の市である。旧・武蔵国入間郡。埼玉県内ではさいたま市、川口市に次ぎ県内3位の人口を擁する。中核市と業務核都市に指定されている。

江戸時代には親藩の川越藩の城下町として栄えた都市で、「小江戸」(こえど)の別名を持つ。城跡・神社・寺院・旧跡・歴史的建造物が多く、文化財の数では関東地方で神奈川県鎌倉市、栃木県日光市に次いでいる。歴史まちづくり法により国から「歴史都市」に認定されています。 戦災や震災を免れたため歴史的な街並が残っており、市内の観光名所には年間約620万人もの観光客が訪れる観光都市である。海外の旅行ガイドブックに紹介されることも多く最近では外国人旅行者も多い。

川越市 – Wikipedia

蔵造りの町並み

蔵造りの町並み

大江戸(東京)に対し小江戸と呼ばれる川越、その市街地に蔵造りの建物が並ぶ一角を「蔵造りの町並み」と呼びそれぞれ個性のある30数棟の蔵造りの商家が軒を連ねています。

蔵造りは類焼を防ぐための巧妙な耐火建築で、江戸の町家形式として発達したということです。今の東京では見ることのできない江戸の面影をとどめています。

蔵造りは「倉」に用いるのが普通ですが、川越では一般の町家で家全体を土蔵造りにしています。特に黒くて厚い壁、大きな鬼瓦と高い棟、どっしりとした風格のある蔵造りが、約30軒を連ね残っているのは他の都市では見られなくなっています。

現、埼玉りそな銀行

また、蔵以外にも、近代洋風建築(旧八十五銀行本店本館「現、埼玉りそな銀行」)、田中屋(Cafe Elevato)、旧山吉デパート、川越商工会議所や和風住宅、寺社、そして時の鐘など各時代を代表する多様な建築様式の建物を見学することがポイント。蔵造りの町並み一帯が博物館のようです。

川越まつり

山車と山車を向かい合わせる「曳っかわせ」川越まつり(10月の第3日曜日とその前日の土曜日。ただし10月14日と15日が土曜日と日曜日の場合はその両日) 関東では数少ない山車の曳き回しの祭りで、関東三大祭の1つ。国の重要無形民俗文化財。川越城下の大半が焼き尽くされた1638年(寛永15年)の川越大火の翌年、幕府の老中首座であった松平信綱が川越藩主となり町の再興が為される中、1648年(慶安元年)、松平信綱が神輿・獅子頭を寄進、信綱によって総鎮守である氷川神社の祭礼として始まる。東京神田明神の神田祭などが山車ではなく神輿の祭りに変わってしまった現在、江戸天下祭の面影を最も良く残した祭りである。

川越まつり公式サイト

特徴

山車の曳き回しと山車の舞台上での囃子の演奏川越まつりの特徴として、氷川神社の神幸祭の付け祭りが発展したものが現在の川越まつりであり、関東では数少ない山車のお祭りである。現在、神田祭や三社祭などに見られる神輿のお祭りではない。山車の曳き回しと山車の舞台上での囃子の演奏がされる。

「川越まつり参加の山車」は29台存在する。町内の象徴であり神が天降る座である山車のほとんどは三層、人形上下、枠上下型の江戸型(江戸系川越型)で、車輪は四ツ車と三ツ車である。二重鉾の最上部には山車ごとに異なった人形を飾りつけ、人形の名前が山車の名前にもなって呼ばれることが多い。人形は神話、民話、徳川幕府と川越藩にちなんだ人物などから題材が選ばれている。

明治以前に作られた人形には仲秀英、原舟月などの江戸の名工の作品が多く残る。多くの山車が廻り舞台になっているのも特徴である。また、囃子は神田など江戸からの囃子(江戸囃子)の流れを汲み、山車ごとに乗り込む囃子連が決まっている。現在では山車を所有している町内の中に囃子連が存在することが多いが、かつては近郊の農村部の囃子連が乗っていた。

川越まつりが毎年開催されるようになってから山車所有町内の中に囃子連の発足が始まった。現在でも仲町の山車に乗るのは中台囃子連、志多町は府川囃子連などの旧町内と郊外の町の囃子連という形も残っている。曲目は「屋台」「四丁目」「ニンバ(インバ、ミンバ)」「鎌倉」などがあり「天狐」「おかめ」「ひょっとこ(もどき)」「獅子」などが舞う。

それぞれの山車は、毎年15台前後がまつりの際に曳き回される。山車をださない年を「陰祭(かげまつり)」ということもあり、会所(各町会が設ける神酒所。神をお迎えする祭り宿)のみ設営する。毎年参加する町もある。過去に「市制施行80周年」の時などには、29台の山車が曳き回された。

みどころ

川越まつり「曳っかわせ」山車と山車が道ですれ違うときに、山車と山車を向かい合わせることを「曳っかわせ」という(この「曳っかわせ」、会所へのあいさつが川越の山車の特徴である廻り舞台を発展させた)。時に交差点で何台もの山車で行われることもあり、夜の「曳っかわせ」は川越まつりで一番盛り上がる場面となっている。

「曳っかわせ」の際「相手の囃子につられてしまったほうが、道をゆずる」という「勝ち負け」があるとよく言われているが、実際にはそのようなことはなく、その時の山車の運行状態(進行方向、時間など)で宰領の判断で決める。

川越スカラ座

川越スカラ座埼玉県最古の映画館ということで受け付けや売店、ソファーなどレトロな雰囲気を残している。一度は閉鎖となったが、NPO法人「プレイグラウンド」が賛助会員を募集する事で再開を果たす。映画だけでなく映画とセットでトークショーなどを開催している。上映作品のラインナップも独自のこだわりがあり企画によりさまざま。爆笑問題の太田光(旧上福岡市出身)が子供時代に通いつめたということでも有名です。

川越スカラ座

一番街周辺エリア

夕暮れ時の時の鐘

時の鐘

川越のランドマーク。寛永年間に藩主だった酒井忠勝が建立した鐘楼。現在の鐘楼は1893年(明治26年)の川越大火の翌年に再建されたもの。

この再建に際しては晩年を川越で過ごした渋沢栄一の資金援助や明治天皇からの下賜金を受けた。3層構造の塔で、高さは16メートル。400年近くにわたって川越城下に時を知らせており、今も機械式で一日4回、銅鐘を打っている。

環境省選定の「日本の音風景100選」に認定されています。

大正浪漫夢通り

大正時代の家並みや石畳が続き広い道幅と少ない車の往来がのんびりとした雰囲気を醸し出す商店街。川越商工会議所、老舗のうなぎ屋などレトロな建物が多く残っています。映画「陰日向に咲く」「免許がない!」、ドラマ「相棒」「菊次郎とさき」などの撮影舞台になっている。

菓子屋横丁

菓子屋横丁

昭和初期には70軒ほどの業者が軒を連ねていた菓子屋横丁は、現在では20軒ほどまで減少したが、環境省「かおり風景100選」に選定されている。1796年(寛政8年)に江戸菓子を製造したのが始まりで江戸時代は「あめ屋横丁」と呼ばれていました。

今なお昭和の雰囲気を残し川越名物の「さつまいも」のお菓子、飴細工や日本一長い巨大なふ菓子などを中心に懐かしいパッケージのお菓子を楽しむことが出来る。「駄菓子の資料館」もあり修学旅行のリハーサルで訪れる学校も多いということです。

さいたま市(さいたまし)

合同庁舎などの行政機関が集積するさいたま新都心さいたま市(さいたまし)は、埼玉県の南東部に位置する政令指定都市で、同県の県庁所在地でもあります。

2001年、浦和、大宮、与野の3市合併により成立したさいたま市は、2005年4月1日には岩槻市が編入。岩槻区が誕生して10区体制となった。日本で9番目に多くの人口を抱える市であり、新幹線をはじめ周辺各地の鉄道路線が集結する交通の要です。東京の都心部から約20-30 kmの距離となり、電車で約30分と交通の便もよい地域です。

さいたま市 – Wikipedia

活発なプロサッカー

近年、Jリーグ「浦和レッドダイヤモンズ」と「大宮アルディージャ」が、さいたま市を本拠地に置き多くのサポーターに応援されています。両チームの対戦は「さいたまダービー」と呼ばれ大きく盛り上がります。 また女子サッカーもなでしこリーグ(旧L・リーグ)所属の浦和レッドダイヤモンズ・レディースなどもさいたま市が本拠地です。

大宮ソニックシティ

大宮ソニックシティ大宮ソニックシティ(おおみやソニックシティ)は、埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目にある再開発地区。「ソニックシティ」「大宮ソニック」「ソニック」などと略される。

大宮駅西口駅前にあり、埼玉県、さいたま市、日本生命保険が所有する。再開発事業の一環として埼玉県などにより1986年に着工され、1988年6月に完成した。ソニックシティビル(31階建て)と大ホール(4階建て)、パレスホテル(13階建て)の3つの部分に分かれている。埼玉県、さいたま市が所有する部分は、財団法人埼玉県産業文化センターが管理し、日本生命所有部分は大宮ソニックシティ株式会社が管理している。コンサート等の各種イベント会場、事務所、店舗、ホテルなどとして運営されている。

大宮ソニックシティ – ホームページ

鉄道博物館(てつどうはくぶつかん)

鉄道博物館(てつどうはくぶつかん)鉄道博物館(てつどうはくぶつかん、英語: The Railway Museum)は、埼玉県さいたま市大宮区大成町にある鉄道に関する博物館。 東日本旅客鉄道(JR東日本)の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして2006年5月14日に閉館した交通博物館に替わる施設として、2007年10月14日の鉄道の日に開館しました。愛称は鉄博(てっぱく)と呼ばれます。

鉄道博物館(てつどうはくぶつかん) – ホームページ

氷川神社(ひかわじんじゃ)

氷川神社(ひかわじんじゃ)

氷川神社(ひかわじんじゃ)は、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町にある神社。

式内社(名神大社)、武蔵国一宮または三宮、勅祭社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。

東京都・埼玉県近辺に約200社ある氷川神社の総本社です。他の氷川神社と区別する際は大宮氷川神社とも呼ばれます。

氷川神社 – Wikipedia

坂戸市(さかどし)

坂戸よさこい(さかどよさこい)

坂戸よさこいは、埼玉県坂戸市で毎年8月の第3土曜日、日曜日(但し、お盆と重なる場合は翌週)に開催される、よさこい祭り形式の祭りです。

参加チーム数は首都圏で最大。平成23年の第11回には、参加チーム90チーム、踊り子約5,000人が参加し、約16万人の観客が来場し賑わっています。

演舞会場は市の中心部である坂戸駅から北坂戸駅間等の道路で行なわれます。振付や衣装が自由なので子どもから大人まで気軽に参加できることが特長で、各チーム個性豊かな演舞が好評です。

坂戸よさこいの公式サイト

テーマ

さいたま、川越、坂戸

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