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お中元の時期ですが、昔のように相手先に訪問して、直接手渡すということは少なくなってきましたが、できればアポイントを取らないまでも、直接足を運び、日ごろの感謝を表したいものです。

また、お中元に限らず、オフィスの皆さんで小分けできるようなちょっとした菓子折りを手土産に持って行くこともあると思いますが、そんなときに使える「正しい日本語」表現はこちら。

「ほんのお口汚しですが・・・」

この意味を「あまりおいしくないかもしれませんが」と勘違いしている人が多いと先日聞きましたが、正しくは「量が少ないのですが」という意味で使われます。

おなかを満たすほどではない=口を汚す程度の量、というこの表現、今度手土産を持参するときに添えてみてはいかがでしょうか。
日本語にはカタカナ・漢字・ひらがながあるように、色々な国の言葉が混じって成り立っていますが、この表現は「大和言葉」といい、日本古来の表現です。

普段使っているような言葉でいうと、例えば「まさしく」「ゆくゆくは」なども大和言葉の一つ。
また「胸をなでおろす」などはまさに情緒豊かな表現で、単に「安心する」というよりもその情景が伝わってくる感じがあります。

いかがでしょうか。
若者言葉の乱れを指摘する人がどの時代にもいますが、昔の人から見ると、我々大人の日本語もずいぶん乱れていると言われてしまうのかもしれませんね。(笑)


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