若手社員のモチベーションを上げるには昇給よりも「やりがいを感じさせること」
若手育成に苦労している経営者・管理職の方は多いと思います。
「もっと頑張らないと出席できないぞ」「頑張って成果報酬を増やせれば、いい車がかえるぞ!」などと、応援しているつもりが相手のモチベーションを下げているということがよくあります。
上記のような言葉、あなたは発していませんか?
転職エージェントの「エンジャパン」が調べたところ、多くの人が「仕事にやりがいを感じていない」と答えています。
では、どういうときにやりがいを感じるのかというと、
- お礼や感謝の言葉を受けた時
- 一つの仕事を成し遂げた時
- 責任ある仕事を任されたとき
というようなことが上位を占めます。
一方で、
- 昇給した時
- 昇格した時
- ボーナスが出た時
は最も下位になっているのがみて取れます。
若手社員が求めているのは金銭的・立場的な報奨ではなく、お客様や上司からの以下のような言葉です。
- よくできたね
- 助かったよ
- 頼りにしているよ
- 君ならできるよ
若手社員がなかなか思うように働いてくれないとなげている方、一度このような発言を見直してみるとよいかもしれません。
最近の若者は・・・とよく聞きますが、意外と彼らは純粋に、社会や人の役に立ちたいと思っています。バブル時代のように、いい車を買うために働いているという人は少なくなっているのは、こういう思いの裏返しで、決して悪いことではありません。
モチベーションを上げたいなら、彼らが何を求めているのか、若者の考えを理解したうえで、適切な声掛けが必要です。
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社員のモチベーション