偉人の言葉 ~徳川家康
今年は徳川家康、没後400年の年に当たります。
家康は静岡の久能山に埋葬された後、遺言通りに日光へと移されました。徳川家康の言葉で最も有名なのは
「鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ほととぎす」
ではないでしょうか。忍耐強いリーダーシップを感じさせる言葉です。
幼少時代は人質としての生活を長く送ってきた家康。その名言には「忍耐」という言葉が多いようですが、そのほかにも「徳」を重んじる言葉がちりばめられています。
今日はこの言葉を取り上げてみました。
「いさめてくれる部下は、一番槍をする勇士より値打ちがある。」
どうでしょう。
あなたの周りに、あなたに苦言を呈してくれる人はいますか?
苦言がうれしいという人はなかなかいないと思います。
言われたときは怒りや悲しみなどが先にたってしまうものです。
「この人はわざわざ言いづらいことを言ってくれた。確かに自分にはそういうところがあるかもしれない」
と思えるかどうかが、人間力につながっていくような気がします。
苦言を受け入れる勇気と自分は完璧ではないという謙虚さが、織田信長も豊臣秀吉もなしえなかった「天下統一」につながったのかもしれません。
日光東照宮では今年家康没後400年ということで、様々なイベントが行われているようです。
家康の位牌もはじめて一般公開されているということで、経営者として成長を祈願すべく、参拝に行くのもいいかもしれませんね。