ゲリラ豪雨の季節です。
昔はタイやシンガポールなどでスコールが降るというイメージでしたが、日本も「ゲリラ豪雨」が毎年定番になり、「スコールの地域」に加わった感があります。
ウェザーニュースによると、2016年も去年と同じぐらい激しい豪雨がありそうで、特に9月に発生する割合は3割増とのことです。
ゲリラ豪雨の季節は7月後半から9月まで。2016年のピークは8月初旬・下旬・9月にはいってからという予想がでています。毎年水害ニュースをテレビで見かけますが、これは他人事ではありません。今年は自分の身に降りかかってもおかしくないのです。
- ■「火災保険」が補償してくれるのはどんな時?
- いざというというとき、どんな保険が補償してくれるのかを知っておくだけでも安心です。例えば以下のような場合は火災保険がきく可能性があります。
- 大雨で近くの川が決壊し、家が流されてしまった
- 家の周りの山で土砂崩れがおき、壁が壊れた
- 大雨がバルコニーに降りこんで、排水口からあふれてしまった
- 洪水で居住空間に水が入り込んできた 等
まずはご自宅の「火災保険証書」のありかを確認し、緊急連絡先などを控えておかれると良いでしょう。
- ■火災保険では補償されないケースも多い
- 火災保険に加入しているから安心、と言っても、補償の対象になる場合とそうでない場合があります。保険がきかないケースの例を見てみましょう。
- もともと建物が老朽化しており、水が浸入してしまう欠陥があった
- 自分の不注意で水による被害を起こしてしまった
要するに、保険は「事故」に対する補償をしますとよというところがポイントです。
お風呂の水を出しっぱなしにして被害が出た場合は「事故」ではなく「不注意」ですので補償の対象外となりますが、上階の人が不注意で浸水を起こし、階下にある自分の家が被害を受けた場合は「事故」ですから補償の対象となります。 - ■火災保険にも色々なプランがある
- 火災保険の補償対象は大きく分けて3種類から選べます。
- 建物のみ補償
- 建物と家財を補償
- 建物・家財の補償と地震保険
もし「建物のみ」にしか入っておらず、洪水で家具が壊れてしまった場合は家具は補償の対象にはなりません。
保険証書を見てもよくわからない、という方は、そのまま放置せずに問合せ窓口に確認してみてください。
当社に「Facebookの記事をみたんだけど」とご連絡をいただければ、相談料などは無料で確認さしあげることも可能です。
保険のセカンドオピニオンとして、ご加入の保険プランを無料で診断させていただきます。
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ゲリラ豪雨