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今年ももうあと数日ですが、年末年始は色々な事故がふえる季節。
その一つが高齢者や幼い子供がのどに餅を詰まらせる事故とあります。

消費者庁のデータによると、餅をつまらせて死亡に至る件数は12月から増え始め、1月が最も多くなるのが毎年の傾向です。
死者の数もなんと1300名強と、他人事ではありません。

消費者庁も年末になると色々な方法で呼びかけています。
多忙な日々でそのような呼びかけが目に留まりづらいと思いますが、高齢者や幼い子供がいらっしゃる家庭では十分注意してください。

餅は小さくする、水分をとってから食べるなどのほかに、白い餅ではなく玄米餅にすると粘りが少なくのどに詰まりづらいということも聞いたことがあります。
それでも、もしつまってしまった場合は以下のように対応しましょう。

(消費者庁HPより抜粋)

  1. 119 番通報するよう誰かに頼むとともに、ただちに以下の二つの方法を数回ずつ繰り返し、異物が取れるか、傷病者の反応がなくなるまで異物の除去を試みます。
  2. 傷病者が咳をすることが可能であれば、できるだけ咳を続けさせます。咳ができれば、それが異物の除去にもっとも効果的です。
  1. 腹部突き上げ法
    傷病者を後ろから抱えるように腕を回します。片手で握りこぶしを作り、その親指側を傷病者のへそより上で、みぞおちの十分下方に当てます。その手をもう一方の手で包むように握り、すばやく手前上方に向かって圧迫するように突き上げます。
  2. 背部叩打法(はいぶこうだほう)
    背中をたたきやすいように傷病者の横に回ります。手の付け根でけんこう骨の間を力強く、何度も連続してたたきます。

【参考】消費者庁HP:http://www.caa.go.jp/safety/pdf/131218kouhyou_1.pdf

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