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厚生労働省が発表した「平成26年度雇用動向調査」によると、介護に関わる理由で離職という選択をした人は、1年で約9万人にもなったということがわかりました。

「女性の活躍」を目指す現政権下で、キャリアを積み上げてきた40代・50代の女性が多く離職しているという現実は、由々しき問題といえるでしょう。もちろん、介護ができるのが男性しかいない場合は、大黒柱であっても離職を迫られ、介護とパートタイムの仕事でなんとか生活を続けているというケースも珍しくありません。

抜本的な解決策はまだ政府としても打ち出せていないのが現状ですがそれでも今月から介護休業を3回に分割して介護休業を取得できるようになったり、介護休暇も半日単位で取得できるように改善されたりと、少しずつ制度を使いやすくしようという試みがみられます。

経営者の方や企業管理部の方は、こういった法改正をしっかり把握・周知され、職場の人が働きやすい工夫をしてみられるとよいでしょう。

要介護になるとどうしても身の回りの世話をして貰う必要がいやでも出てきます。

家族に迷惑をかけたくないという思いのあるかたは、せめて施設に入ることができる・外部のケアを受けられるよう金銭的な準備は個人的にしておくと安心ですし、外部のケアに頼ることができれば、介護離職問題の一部解決につながるかもしれません。

【参考】公益財団法人 生命保険文化センター メールマガジンより
http://www.jili.or.jp/?lid=mm294


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