fa-20170410

荻野吟子は現在の埼玉県熊谷市で生まれた、日本初の女性医師です。

当時「医師」といえば男性の仕事。
開業試験願いを出しても断られ続けた荻野吟子ですが、諦めず医師の道を追い求め、とうとう日本初の「女性医師」となりました。

学ぶ段階でも周りの男性からの嫌がらせやいじめを受けたりすることもあったそうで、開業に至る道は容易ではなかったことが想像できます。

他の女性と同じようにしていればそのような険しい道を歩みこともなかったでしょうが、女性医師の必要性を実感し、女性の人権を向上させようと考えた荻野吟子は「他の人と違うことをしようと思えば、他の人と同じ生活や考えではいけない」と思ったのでしょう。

これは私たちの人生や仕事にも言えることです。
「もっと成果を上げて出世・昇給したい」と思えば、多くの人がそうであるように、「何となく」仕事をしていたのではなかなか難しいでしょう。

しっかり課題を把握して改善案を出し、手足を動かして成果を見せれば周りの評価も高まり、希望をかなえることができるかもしれません。

「会社の売上をあげて経営を安定させたい」と思えば、同業他社がやらないことをすることが大切です。
人が「そんなこと無理だ」と言うことや、常識を覆すようなこと。小さなことでもちょっと仕事の方法を工夫してみたり、業務の流れを見直してみたり。

荻野吟子は「学ぶことは知ることではなく疑うこと」というようなことも言っています。
ぜひ今ある常識ややり方を疑ってかかり、もっといい方法、より劇的に改善できる方法はないかと頭を使ってみてください。

ちなみに、熊谷市には「荻野吟子記念館」があります。次の休みにでも足をのばしてみれば、新しい発見があるかもしれません。

【参考】
荻野吟子記念館 :熊谷市俵瀬581-1


保険のセカンドオピニオンとして、ご加入の保険プランを無料で診断させていただきます。

お問い合わせはこちら

テーマ

埼玉の偉人

Related Projects