偉人の言葉 ~君子の九思
- 物を見る時は、はっきり見る
- 聞くときは、誤りなくしっかりと聞く
- 表情は穏やかに
- 態度は上品に
- 言葉は誠実に
- 仕事には慎重に
- 疑問があれば、質問する
- みさかいなく怒らない
- 道義に反して利益を追わない
これは20編からなる「論語」の中にある教えです。
中国の思想ですが、日本には応神天皇の時代に百済を経由して入ってきたと言われています。
「君子」とは「立派な人」という意味で、なかなかこのようになることは難しいかもしれませんが、一社会人、経営者としては目指していきたい姿です。
１〜８は子供にも教えたいことですが、大人でもなかなか実行できるものではありません。
人が話しているとつい遮って自分が話してしまっているかもしれませんし、「ついていないな・・・」という日はつい言葉や態度にマイナスオーラがでているかもしれません。
また、９は特に仕事の進め方にいえること。
「利益につながる」「コストを削減できる」というのはビジネスに携わるものとしては重要なことです。
しかしその利益を得るために、誰かをだましたり傷つけたり、困らせてはいけないということです。
目先の利益を追って、大切な人間関係を崩してしまうのみならず、自尊心をも傷つけてしまいかねません。
どんなときも、お天道様に胸を張れる自分でいたいものです。
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