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~個人投資家からみた経営者~

『世の中は因果応報です。人に与えたものが返ってくるんです。だから自分が楽しみたかったら人のために働けばいい。そういうことでしか楽しめないように、人間はできているんです。働くとは他を楽にさせる“他楽(はたらく)”ことだといいます。他を楽しませると自分に楽しい事が返ってくる。仕事の本質はそれです。』
(竹田和平の名言・格言|仕事を楽しくし、なおかつ実績も上げるにはどうすればいいか より)


2014年ももうそろそろ出口がすぐそこに見えています。皆さんは今年の抱負を全うしたでしょうか?経営者の方なら、自分自身の抱負のみならず、会社としての目標もたてられたかもしれません。
もし、「全うできていない」という方も、まだあと1ヶ月あります。何もしないでおくよりも、一歩でも進んでおけば、2015年のスタートをスムーズにきれるのではないでしょうか。

今回ご紹介した名言は、「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓の代表取締役で、100社以上のの上場企業の大株主でもある方です。これは、個人が大株主となっている上場企業数で国内一位の数字で、超一流の投資家として有名です。
一社の社長でもありながら、そうそうたる大企業の経営も見てこられているからか、その言葉には含蓄があります。

われわれが会社の目標を立てる際、「人のために何ができるか」というポイントをしっかりおさえられている人はどれぐらいいるでしょうか。企業の存在意義は、人や社会の役に立つこと。周りから求められて初めて、事業が成り立つということは、当たり前すぎて日々考えることはありません。

どうすればより良く人々の役に立て、顧客になっていただけるか。
どうすれば顧客の隠れたニーズを先読みしてこたえられるか。

そんなことを考えながら、2014年の抱負や目標を振り返りつつ、2015年の目標設定にもいかしていきたいと思います。

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